ペットの感染対策

かなりゾッとする話ですが、書かざるを得ません。

新型コロナウイルスパンデミックの影響を受けているのは、私たち人間だけではありませんでした。このウイルスはなんと、イヌやネコなどのペットにも感染することが判明しているのです。 

犬も猫も感染する

アメリカの農務省の報告によると、これまでに100匹以上の飼い猫・飼い犬から新型コロナウイルスが検出されたそう。それだけでなく、動物園などで飼育されているトラ、ライオン、ゴリラ、ユキヒョウ、カワウソ、ブチハイエナの感染も確認。つまりこの新型コロナウイルスは、様々な動物にも感染するウイルスでした。
cf.
コロナ感染が野生動物で拡大中、新たな感染源ができる恐れも(ナショナルジオグラフィック)
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/23/011500020/

ウィーン獣医学大学も動物にひろがる新型コロナ感染の調査をしており、ウェブサイトで詳細な情報が公開されています。犬と猫の情報を確認すると、死亡例もある一方、無症候性の例もあり、影響はマチマチな状況。おっと、ペットとしては、ハムスターへの感染も確認されていました。
cf.
SARS-ANI VIS
The University of Veterinary Medicine Vienna
https://vis.csh.ac.at/sars-ani/ 

2023年7月13日には、欧州食品安全機関が「犬や猫などのペットは室内で飼うように」と呼びかけています。ポーランドで24匹の猫がH5N1鳥インフルエンザに感染した事例が出たからです。
cf.
EU urges keeping cats, dogs inside over bird flu
https://gulfnews.com/world/europe/eu-urges-keeping-cats-dogs-inside-over-bird-flu-1.1689267495901

ペットの感染をどう防ぐか

つまり、ペットと暮らしているなら、新型コロナの家庭内感染を防いでやらないといけないということになる。感染による死亡リスクもあるし、無症候性でも、寿命を縮めてしまうかもしれない。うわあ、という感じ。

とはいえ、どうすればいいのでしょう。ちょっと途方にくれてしまいます。犬も猫もマスクをしてくれるわけでもないし、自由に動く。以下、思いつくかぎりの対策を列挙してみます。 

  • 早めにマスクをする
    症状が出る前からウイルスを吐出してしまうのが新型コロナ。「ひょっとしたら感染したかも」と思ったら、症状がなくてもマスクをしましょう。ペットと触れ合うなら必須です。
  • 換気をしっかりする
    換気に気を配りましょう。CO2センサーの購入を勧めます。室内の濃度を600ppmくらいに保つように換気しましょう。空気清浄機の導入もいい方法です。
  • トイレに入り込まないように留意する
    トイレはウイルスに汚染されやすい場所です(水で流すときに飛び散る)。ペットが入り込まないように留意するといいでしょう。
  • 洗面所の清掃を欠かさない
    トイレについで、ウイルスが多いと推定できるのが洗面所です(とくに歯磨きによる)。猫がいるなら、洗面所の清掃が必須。 

できることはこれくらいでしょうか。もちろん、感染してしまった場合は、ペットとのふれあいを2週間くらい我慢しましょう。治ったと思っても、ウイルス吐出が続いていることもあります。 

GSEを併用すると対応がラク

さらにペットの感染対策として、GSEの併用を勧めます。
GSE cat dog
あたりで検索をしてみてください。海外サイトではペットに使っても安心な除菌剤としてGSEがよく特集されています。800種類の菌・真菌(カビ)・ウイルスを抑制できるのに、ヒトにも安全、ペットにも安全な天然の恵み。アルコールを使うと健康被害の出る小鳥のケージ清掃にも推奨されているのがGSEです。

トイレや洗面所の清掃にBNUHC-18をご利用ください。GSEと高純度精製水のみのBNUHC-18は安心して使える上に、他の多くの薬剤と違い、効果に持続性がありますので、朝イチや寝る前に清掃すれば十分です。 

猫に感染が多い理由(仮説)

これまでのところ、犬よりも猫に感染が多いようです。犬よりも猫のほうが新型コロナウイルスに感受性が高いのかもしれませんが、犬と猫を比べると、以下の点が違うことに気づきます。 

  • 室内でヒトと過ごすことが多い
    犬は外の犬小屋、というケースもよくあります。
  • 猫は頻繁に足裏を舐める
    きれい好きな猫はしょっちゅう足裏を舐めてきれいにしています。 

つまり猫に感染が多い理由として、「室内でヒトが吐き出したウイルス入り飛沫を踏み、それを舐めてしまう」ことが考えられる。あくまでも仮説ですが、猫の感染予防策として、猫の手指衛生を心がけてみてはどうでしょう。

そしてそれに使える唯一の薬剤が、GSEです。スプレーするだけでも効果は期待できます。猫が足を踏むところにBNUHC-18で濡らしたクロスを置いておくのも手でしょう(玄関マットのイメージ)。床にBNUHC-18をスプレーして乾かしておくだけでも、ある程度の効果を期待できます。GSEには効果に持続性があるからです。

また、脅威は新型コロナウイルスだけではありません。2022年から世界的に哺乳類の間にH5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスが流行しており、散歩中に野鳥に触れた犬が感染したり、ポーランドで多数の猫が感染したりしています。

GSEは鳥インフルエンザウイルスにも有効です。
cf.
Inhibitory effect of grapefruit seed extract (GSE) on avian pathogens
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6451896/pdf/jvms-81-466.pdf 

最悪のシナリオ

ヒトにも動物にも感染するウイルスは多数あり、「人獣共通感染症」(動物由来感染症。英語ではZoonosis)といいます。新型コロナウイルスもそのひとつだということです。

そしてこれが、かなり憂鬱なお話。狂犬病を例に出しましょう。ヒトが感染して発症すると致死率100%だし、犬をはじめ他の動物も同じように致死率が高いのですから、狂犬病ウイルスはとっくに絶滅していてもいいはずのウイルスです。しかし、コウモリが例外で、狂犬病ウイルスに感染しても症状が出ない。このウイルスをコウモリがプールしてしまうのです。

ウィーン獣医学大学のサイトで確認すると、新型コロナウイルスに感染した動物も、無症候性感染のケースが多い。ペットが感染しても症状が出ず、持続感染してしまっていたとしたら、半年後あたりに、またペットから新型コロナをもらってしまう可能性があるということです。

ペットとキスをするのはやめておいたほうがいいですね(新型コロナの問題がなくても)。排泄物の処理にはGSEを使うことを勧めます。匂いの問題も一瞬で解決する(GSEには強力な消臭能力がある)ので、まずBNUHC-18をスプレーしてから片づけるといいでしょう。  

お勧めのBNUHC-18

トイレや洗面所の除菌作業、ペットの排泄物の処理、ペットの手指衛生などには、ふんだんに使うことが必要です。おトクな価格でGSEを使えるBNUHC-18/05L版をお勧めします。

マイクロンスプレーボトルをセットしたオフィスの感染対策GSEセットが最適です。広範囲にGSEコーティングが手軽にできます。https://bnuhc.shop/products/2023set4office

最後になりますが、動物の感染については、酪農学園大学の情報発信も参考になりますので、ご紹介しておきます。

https://www.rakuno.ac.jp/archives/9531.html